OODAループって育児の話じゃんと思った話
今日、友人とzoomで対話をしていて、たまたまOODAループの話題になったときに、ふと
「これって育児じゃん」
と思うと共に
「育児って、ノウハウも重要だけど、ビジョンと仲間が大事だよなあ。」
ということを改めて考えていました。
OODAループが戦闘機のパイロットが使っていた思考法だということはよく知られています。
不測の事態への対応も含め、瞬間的に物事を判断して行動に移す。
それを可能にするためには、組織や自分なりの哲学や理念、軸といったものがしっかりとあることが不可欠です。
「これって、正に育児じゃん」
・離陸しちゃったら停止できない。
・瞬間的な判断の連続。
・不測の事態が起こりまくる。
・即時的なフィードバックがある。
このようにジェットコースターのような毎日を送る中でも、OODAループのように、自分なりの世界観(育児に対する自分の軸とか信念とか理念とか哲学とかビジョンとか願いとか、そういったもの)に基づいて育児活動を実践できるのが良いと思っています。
そうすれば、不測の事態にも、自分の世界観に照らして対応を決めて実際に行動することができます。
こうした世界観を獲得するために重要なことは、膨大なインプットと、対話の機会だと思います。
ではそれはどこで学んだり、深めたりするのか。
また、軸があってもエネルギーがなければ決断も行動も難しい。
ではそのエネルギーはどうやってチャージするのか。
僕はこれは学校が中心となり、家庭や地域を巻き込んだビジョン形成の場を提供していくこと。
子どもだけでなく、子どもを取り巻く”地域の学び舎”としての機能を発揮していくことが重要なのではないかと考えています。
また、それは今急速に「N高」のようなインターネット上の高校が生徒数を伸ばしている中で、地域の学校の生き残り策でもあると思います。